SHIMAをまとう女達

SHIMAをまとう女達

Vol.1 尾花紀子さん

「洋服なんかじゃ何も変わらない」と思っているアナタへ

シーン1:テレビ局収録スタジオでのサプライズ

尾花紀子さん 鮮やかな空色のSHIMAスーツで「日本テレビ太田総理ですが、番組にご出演いただけませんか?」
突然の電話に驚かされたのは土曜日の夕方、そして収録は月曜日の夕方とのことでした。「ダイエットをしている暇がない」と冗談まじりに言ってみたものの、諸々の月末処理と原稿の締切を抱えている上に出演者用アンケートという宿題もいただいてしまって、あらたまった準備をする時間は本当になし。何もできないままに当日を迎えることになりました。せめて、服だけでもしっかり選ばなければ!!

ご存知の方も多いと思いますが、太田総理は国会中継ミニチュア版といった雰囲気。ウッディなセットにレッドカーペットだから、ベージュは沈む、グレーもつまらない、オレンジは同化しちゃうし、ダークスーツでは男性代議士の方々と被ってしまいます。

それじゃ!ということで選んだ鮮やかな空色のSHIMAスーツを着て“ぶっつけ本番”の収録スタジオに入ったのですが、スタッフさんの掲げる座席表を見てビックリ。だって、前列の真ん中に私の名前があったのですから ── 実は、直前の説明で渡された書面上は後列の端だったのです。

私の座る賛成席側は、モノトーンの男性陣と、黒いワンピースの五月みどりさん&グレーベージュの石黒彩さんで、寒色系ばかり。もしかすると、テレビ的に暗く沈んでしまいそうな印象だったため、急遽、鮮やかでキレイな色を中心に入れたのかもしれません。とにかく、放送でも寄りの映像が多く使われ、かつ、デジタル放送がツイード生地に織り込まれた白いリボンまで鮮明に映し出し、いろんな意味で思いっきり目立っていたようです。

結果、放送をご覧になった多方面の方々からお褒めの言葉をいっぱいいただき、ワードロープの大切さをしみじみと感じた私でした。

シーン2:講演終了後の懇親会にて

「尾花さんはいつも、キレイな色のエレガントなスーツを着ているね」

尾花紀子さん オレンジのSHIMAスーツで懇親会の会場でこんな声をかけてくださったのは、日米を行き来してビジネスを手がける知り合いの男性。「海外では、鮮やかで優しいエレガントな感じのスーツを着ているキャリア女性が大勢いるのに、日本では男性と同じような質感のダークスーツばかり。もっとキレイな色を着ればいいのに。」としみじみおっしゃっていました。

そのときふと思い出したのが、シャネルスーツ誕生の話。90年近く前、着心地を重視した「女性が働きやすい服」をコンセプトに、実用性と機能性を兼ね備えた“シンプル”かつ“エレガント”なファッションを世の中に送り出したのが、ココ・シャネルでした。優しい色のツイードは全ての縫い目でピッタリと柄合わせされ、単なる飾りになりがちのボタンやポケットも現実的な役割を持っているSHIMAスーツは、ジャケットがたわまないように軽いチェーンの重しが裾に縫い付けられています。こういった、シャネルスーツに通じるキャリアスーツへのこだわりと、立体裁断によるオーダースーツならではの動きやすさとが相成して、最高の着心地を提供してくれているわけです。

「いいものを着ている」と感じさせる“シンプル”かつ“エレガント”な曲線美のSHIMAスーツは、たくさんのダークスーツの中にも埋もれてしまわず、見つけて声をかけていただけるという特典つき。当然、チャンスもグンと増えます。着心地とチャンス、一見全く関係がないように思えるこの2要素の重要性は、仕事を持つ女性なら誰でも理解できるのではないでしょうか。

着心地とチャンスをアナタにも

センスのいいネクタイはそれだけで好印象を与え、薄っぺらでよれよれのスーツは人格をも貧相に見せてしまうことに、気付かれている人は多いはず。ところが、アイテムが決まっている男性のビジネススーツとは違い、ツーピースかワンピースか、スカートかパンツか、から始まり、襟の有無からボトムの丈まで、さまざまなバリエーションが考えられる女性のビジネスファッション。面倒に思えるかもしれませんが、考え方を変えて、時と場合と環境に応じてアレンジできて男性よりも得だと受け止めちゃいませんか?

SHIMAさんは、その豊富な人脈と経験から「そういう場では、こういう服が好印象」と的確にアドバイスしてくれます。「こんなデザインがいい」とリクエストをしても、それが大ハズレの時はNGを出してわかりやすく説明し、「こんな感じなら大丈夫よ」と代替案を提案してくれます。

新調の際には、全く新しいタイプの生地と、以前作ったものと組み合わせて着まわせるタイプの生地とを用意しておいてくれます。お客様ひとりひとりの立体裁断の型紙と一緒に、「誰がいつどんなお洋服を仕立てたか」という情報をしまってあるからこそできる、嬉しい心遣いです。

「私、洋服選びって得意じゃないの」という女性たちにはきっと、あなただけのアドバイスをしてくれる、心強いビジネスファッション・コンサルタントになってくれます。

若さで着こなす年齢を過ぎたら、好き嫌いだけではなく、シーンごとに「似合う」装いを選びたいじゃないですか。そして着心地もチャンスも手に入れたいじゃないですか。

そんな思いを叶えてくれるのが、SHIMA TAKEDAなんですよね。

 

<Profile>

尾花紀子さん プロフィール1984年日本IBM入社。IT関連のマーケティング、プロモーション、経営者向けセミナー講師、コンサルティング等を手がけ、グローバル企業IBMには珍しく、常にエンドユーザー視点を貫いた社員として異色の存在となる。また、プロバイダー出向時には、オンラインショッピング、テレビ番組連動他、数々のサイトを成功に導いた。

2005年春、退職してフリーに。コンサルタントとして活動する傍ら、青少年のインターネット利用に関する執筆・講演も多く手がけ、ネット教育の専門家としてテレビ番組にも出演。現在、監査機関の理事や行政機関の検討会委員として青少年保護育成にも関与している。

公式サイト http://www.frey.jp/