★ビジネスのドレスコード

ドレスコードという考え方があります。

「その場にふさわしい服装をして、お目にかかる相手を大切に思う気持ちを表現しあう」という社交界の品格のために生まれたルール。

その場にふさわしい服装の格を、ご招待状であらかじめ明確にしておいて、初めてのお客様にも恥をかかせないための工夫がドレスコードです。

たとえば、あなたの受賞パーティに、誰かがTシャツで現れたら、あなたはその方に「大切に思われている」とは思えないはず。装うということの本当の意味は、お目にかかる相手に、自分のまごころを伝えることなんです。

さて、この考え方は、ビジネスにおいても重要だってこと、ご存知でしたか？ビジネスが出来る人材であることをアピールし、この仕事を、とても大切に思っていることをお伝えする装い。古くから、ビジネスマンたちは、そのために、スーツを着て、ネクタイをしめてきました。

「あなたのために、最上級の仕事をする覚悟がある」ことを知らせるために。

一流のビジネスマンたちは、暗黙の”ドレスコード”を持っています。その”ビジネスのドレスコード”を無視しては、一流の場所には入れないのを出来る男たちはよく知っています。男たちは、自分のステイタスにふさわしい服装をして、ステップを上がっているのです。

あなたは、大事なビジネスシーンで、”ビジネスのドレスコード”を守れていますか？悲しいことに、”ビジネスのドレスコード”は、社交界のそれのように、招待状には明記されていません。女性たちのそれは、まだ決まってもいないのかもしれません。

でも、今日から、思ってみてください。

「今日、ビジネスで出会う方に、仕事を心から大切に思っていることを　伝えられる服装をしよう」と。そう思うと、おのずから服装が変わってきます。白いシャツは白く、スカートにはしわのないように、ジャケットは、安っぽいものは着れないなぁ…そうやって、まずは”ビジネスのドレスコード”に気づいてください。

もう、「モテるための服」なんていう、さもしい考え方は捨てましょう。
「お目にかかる方を大切にする服」、それが一流への第一歩なのです。